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【2026年冬】電気代がまた上がる理由|暖房費を抑える節約術と、電気代を下げる”本命の一手”

節約
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電気の検針票を見て、「あれ、去年よりだいぶ高くない……?」と感じたことはありませんか?冬は暖房でエアコンの稼働時間が一気に増える季節。夏と同じように、電気代の”土台”そのものも静かに上がっています。今回は、なぜ冬の電気代が高くなるのかという理由から、暖房費を抑える節約術、そして固定費そのものを下げる”本命の一手”まで、順番に整理していきます。

なぜ2026年冬の電気代はこんなに高いのか

電気代が上がっている理由は、単に「寒くて暖房を使うから」だけではありません。夏の電気代記事でも触れましたが、見落とされがちな要因が「再エネ賦課金」です。

再エネ賦課金は、太陽光発電などでつくられた電気を買い取るための費用を、みんなの電気代から少しずつ負担する仕組みですね。この単価は2026年度、1kWhあたり4.18円とこれまでで最も高い水準になっています。電気を月400kWh使う家庭だと、賦課金だけで月およそ1,672円、年間では20,064円にもなる計算です。この単価は2026年5月検針分から2027年4月検針分までの電気料金に適用されるため、冬のあいだも同じ水準が続きます。

これに加えて、冬はエアコンの暖房運転や電気ストーブなど、暖房機器の稼働時間そのものが伸びますよね。「単価が上がっている」うえに「使用量も増える」という、夏と同じ二重の値上がり圧力が、冬にもかかっているというわけです。

政府の補助金は”1〜3月だけ”の一時しのぎ

2026年冬は、「電気・ガス料金負担軽減支援事業」として、2026年1月〜3月使用分の電気代・都市ガス代に補助が入ります。標準的な家庭で3か月合計およそ7,000円の負担軽減が見込まれており、特に1月・2月の支援額が手厚くなっているのがポイントです。申請は不要で、契約している電力・ガス会社が補助を受けて自動的に値引きされる仕組みなので、特別な手続きは必要ありません。

ただ、ここでも夏と同じ注意点があります。この補助はあくまで1〜3月だけの時限措置だという点です。厳冬期の1〜2月が手厚くなっているのはありがたいのですが、4月以降はこの値引きが無くなり、再エネ賦課金の負担だけが残ります。補助金に頼らない”構造的な対策”を並行して考えておく必要があるのは、夏と変わりません。

暖房器具ごとの電気代を比較してみる

冬ならではの節約ポイントとして、暖房器具ごとの電気代の違いを知っておくと、どこで手を打てば効くのかが見えてきます。1時間あたりの目安は、だいたい次のようなイメージです。

暖房器具 1時間あたりの電気代の目安
エアコン暖房 約14〜31円
こたつ 約9〜19円
電気毛布 約0.1〜3円
こたつ+電気毛布の併用 約2〜5円

部屋全体を暖めるエアコンに対して、こたつや電気毛布は体の一部だけをピンポイントで暖める分、消費電力がぐっと下がる傾向があるようです。特に電気毛布は驚くほど電気代がかからないので、「エアコンである程度部屋を暖めつつ、体は電気毛布で温める」という組み合わせは、コストパフォーマンスの良い選択肢だと思います。ただし、暖房器具を減らしすぎて室温が下がりすぎると、ヒートショックなど健康面のリスクにもつながるので、そこはバランスを見ながら使い分けてくださいね。

電気代の”中身”を分解してみる

電気代は、ざっくり次の要素の合計でできています。

  • 基本料金……契約アンペア(または契約容量)に応じて決まる固定費部分
  • 電力量料金……実際に使った電力量(kWh)に応じてかかる部分
  • 燃料費調整額……火力発電の燃料(原油・LNGなど)の価格変動を反映する部分。プラスにもマイナスにもなります
  • 再エネ賦課金……先ほど触れた、再エネ電気の買取費用を負担する部分

このうち、再エネ賦課金は全国一律で決まっていて、個人では動かせません。でも「基本料金」と「電力量料金・燃料費調整額の単価」は、契約の仕方や契約先を変えることで、実は自分でコントロールできる部分なんですね。ここが今回のポイントです。

本命:電気の固定費そのものを下げる

ここからが今回の本題です。手軽な方法と本命の方法、2段階でご紹介しますね。

【手軽】契約アンペアを見直す

契約アンペアは基本料金に直結していて、アンペア数を下げれば、その分だけ基本料金も安くなります。たとえば東京電力エリアの場合、契約アンペアは10Aごとに基本料金が約311.75円ずつ変わります。50Aから40Aに下げれば、月311.75円、年間で3,741円ほどの節約になる計算ですね(単価は電力会社・地域によって異なりますので、お使いの検針票で確認してみてください)。

ただし冬は、エアコン暖房と電気ケトル、ドライヤーなどを同時に使う機会が意外と多い季節です。アンペア数を下げすぎるとブレーカーが落ちやすくなるので、ご家庭の電気の使い方と相談しながら、無理のない範囲で見直すのがポイントです。

【本命】新電力への乗り換え

手軽な方法でどうしても限界があるのが、契約アンペアの見直しです。もっと大きな差をつけたいなら、電力会社そのものを乗り換えるのが本命の一手になります。新電力に切り替えても、電気の質や届き方はこれまでと変わりません(送配電網は今まで通り地域の電力会社が管理しているため、停電のしやすさなどが変わることもないんですね)。変わるのは料金プランと契約先だけ、というわけです。

【ソフトバンク・ワイモバイルユーザーは特に必見】携帯とセットでさらに得する

スマホがソフトバンクまたはワイモバイルの方には、ぜひ知っておいていただきたい情報があります。ソフトバンクの新電力サービス「おうちでんき」に加入すると、「おうち割 でんきセット」という携帯とのセット割が使えます。ここが少し面白いところなのですが、ソフトバンク本体とワイモバイルとで、割引額にかなりの差があります。

  • ワイモバイル(シンプル3 M/L)……2年間、1回線あたり毎月1,100円割引。最大10回線まで適用されるので、ご家族でまとめれば割引額もそれだけ大きくなります(※シンプル3 Sは対象外です)
  • ソフトバンク本体……2年間は1回線あたり毎月110円割引、3年目以降は55円割引。最大10回線まで

並べてみると分かるとおり、ワイモバイルのシンプル3 M/Lをお使いの方は、ソフトバンク本体ユーザーの実に10倍の割引額になっています。電気代そのものの節約に加えて、暖房で電気代がかさみやすい冬こそ、携帯料金からも毎月割引が乗るメリットが効いてくると思います。

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乗り換えを検討するときの注意点

新電力への乗り換えは基本的にメリットの大きい選択ですが、いくつか確認しておきたい点もあります。

  • ① 燃料費調整額に上限があるかどうか。電力会社によっては、燃料費調整額に上限を設けていない(=燃料価格が急騰すると青天井で料金が上がる)プランもあります。契約前に確認しておくと安心ですね
  • ② 市場連動型プランは価格変動が大きい。電力市場の価格に連動するタイプのプランは、条件がハマれば安くなる一方、電力需給がひっ迫しやすい厳冬期に想定外の高騰をすることもあるようです。仕組みをよく理解したうえで選ぶのがおすすめです
  • ③ 解約金の有無。キャンペーンによっては最低利用期間が設定されていて、短期間で解約すると違約金が発生することがあります。契約前に条件をよく確認してくださいね

よくある質問(FAQ)

Q. 電気代の補助金はいつまで続きますか?
A. 2026年冬の時点で決まっているのは1〜3月使用分です。4月以降については、その時々の状況次第で改めて検討される可能性があります。

Q. こたつと電気毛布、どっちが節約になりますか?
A. 目安としては電気毛布のほうが消費電力は小さい傾向があります。ただしこたつは足元も一緒に暖まるので、体感の暖かさとのバランスで選ぶのがおすすめです。

Q. 契約アンペアを下げても本当に大丈夫ですか?
A. 冬はエアコン暖房・電気ケトル・ドライヤーなどを同時に使う機会が多いご家庭は、下げすぎるとブレーカーが落ちやすくなります。ふだんの使い方を振り返ってから決めるのがおすすめです。

Q. 結局いちばんおすすめの節約法は?
A. 暖房器具の使い分けはもちろんですが、固定費として効くのはやはり新電力への乗り換えです。特にソフトバンク・ワイモバイルをお使いなら、携帯代からの割引も重なるのでおすすめ度が高いですね。

まとめ:冬の電気代は、暖房の使い分けと契約先の両方から攻める

2026年冬の電気代が高いのは、暖房需要だけでなく、再エネ賦課金が過去最高になっていることも大きな理由でした。政府の補助金も1〜3月限定なので、暖房器具の使い分けと、契約そのものの見直しを両方進めておくのが、いちばん賢い乗り切り方だと思います。

エアコンの使い方や買い替えについては、こちらの記事もあわせてどうぞ。

以上、参考になれば嬉しいです。この冬、少しでも電気代の負担が軽くなりますように。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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