ワタシは2021年4月からahamoを使っています。サービス開始の翌月からなので、5年半になります。家族を含めればドコモ歴は約30年です。
「ahamoを使ってみた」という記事はたくさんありますが、5年使い続けたらどうだったかを書いたものはあまり見かけません。この記事では、乗り換えて何が変わったのか、家族はどうしているのか、5年で解消された不満と今も残る弱点を、実際の使用者として書きます。
ギガライトからahamoへ。何が変わったのか
乗り換える前はドコモのギガライトでした。段階制のプランで、ワタシの使用量は3GB超〜5GBの段階に収まるくらい。数字だけ見れば「5GBで足りている人」です。
それでも毎月、残りのデータ量を気にしていました。ギガライトは7GBを超えると通信速度が最大128kbpsに制限されるので、動画を見ようとすると手が止まる。外で地図を開くのもためらう。足りていたのではなく、足りるように使っていたというのが正確です。
ahamoに変えた当時のデータ量は20GBでした。それでも5GBで暮らしていた人間にとっては4倍です。さらに同年9月からdカードボーナスパケット特典が始まり、dカード GOLDで支払っているワタシは+5GBで実質25GBになりました。使い方は変えていないのに、月のデータ使用量を気にすることがなくなりました。これが一番の変化です。
現在は基本のデータ量が30GB・月額2,970円(税込)に増えています(2024年9月に20GBから増量)。5分以内の国内通話が無料で付くのも、そのままです。
見落とされがちな「spモード利用料がかからない」
意外と語られないのがこれです。ドコモの旧料金プランでは、ネット接続にspモード利用料(月額330円・税込)が別途かかります。ahamoにはこれがありません。
月330円は小さく見えますが、年間で約4,000円です。料金表の比較では見えにくい部分なので、実際に乗り換えると「思ったより下がった」と感じます。ワタシの体感では、月額はおおむね半分ほどになりました(当時の明細が手元にないため、正確な金額は出しません)。
ただし注意点があります。ドコモのメールアドレス(@docomo.ne.jp)を残したい場合は「ドコモメール持ち運び」(月額330円・税込)が必要です。しかもこのサービスはahamoへのプラン変更と同時にしか申し込めません。あとから追加はできないので、メールを使い続けたい方は乗り換え手続きのときに必ず一緒に申し込んでください。
家族全員を同じプランにする必要はない
ここが、ワタシの家で一番はっきりしている部分です。家族3者でプランを分けています。
- 若い世代:月に100GB以上使うので、データ量を気にせず使えるドコモMAX
- 外ではあまり使わない家族:自宅のWi-Fiが中心なのでギガライトで十分
- ワタシ:月に20GB前後の利用ユーザーで、店頭サポートも不要なのでahamo
「家族だから全員同じプランに揃える」と考える方は多いのですが、使う量がまったく違うのに揃える意味はありません。それぞれに合うものを選んだほうが、合計金額は下がります。
ひとつ知っておきたいのが家族割の扱いです。ahamo回線はみんなドコモ割の割引対象にはなりませんが、回線数のカウントには含まれます。つまり自分がahamoに移っても、ドコモに残る家族の割引段階は下がりません。ここを誤解して乗り換えをためらう人がいますが、家族の料金が上がることはありません。またファミリー割引の主回線でも問題ありません。
5年使って分かった弱点と、解消されたこと
いいことづくめのahamoにも弱点はあります。
乗り換えた当時、いちばん不便だったのは店頭で機種変更ができなかったことです。すべて自分でオンライン手続きをする前提の料金なので当然ではあるのですが、ドコモショップに行けば済んでいたことが自分の作業になりました。特にApple Storeでキャリア付きの機種変更ができないのが面倒でした。
これは現在、状況が変わっています。現在ドコモショップでは機種変更やahamoの手続きを店頭でサポートしてもらえるようになりました。ただし無料ではありません。ahamoのWeb手続きサポートや初期設定サポートは、いずれも1回3,300円(税込)の有料サービスです。「店頭に行けば無料で全部やってもらえる」わけではない点は、正しく知っておいてください。
逆に言えば、オンラインで自分で手続きができる人にとっては、5年前より確実にハードルが下がっています。
海外にそのまま持っていける
海外に行く方にとっては、これが決定打になるかもしれません。ahamoは申し込みなしで海外でもそのまま使えます。追加料金もありません。ローミングONにするだけで使えるのは本当に便利です。
- 海外で使えるのは月のデータ量のうち30GBまで
- 滞在15日を超えると通信速度が最大128kbpsに制限される
- 大容量の「ahamo大盛り」(110GB・月額4,950円)に入っていても、海外で使えるのは30GBまで
現地でSIMを買う、レンタルWi-Fiを予約する、といった手間が一切いりません。出張や旅行が多い方は、この一点だけでも乗り換える価値があります。
dカードと組み合わせるとデータが増える
ahamoの料金をdカードで支払うと、毎月ボーナスパケットがもらえます。券種によって量が違います。
| カード | 毎月のボーナスパケット |
|---|---|
| dカード PLATINUM/GOLD/GOLD U | +5GB |
| dカード(通常) | +1GB |
ワタシはdカード GOLDで毎月の料金を支払っているので、実際に使えるのは30GB+5GB=35GBです。この特典が始まったのは2021年9月なので、ahamoを始めた当初(2021年4月)はまだありませんでした。あとから条件が良くなった数少ない例です。
ahamoが向く人・向かない人
- 向く人:月のデータ量が30GBで足りる/オンラインで手続きできる/海外に行く機会がある/5分以内の音声通話が中心
- 向かない人:月100GB以上使う(ドコモMAXなど大容量プランのほうが快適)/自宅Wi-Fi中心でデータ通信はほとんど使わない(もっと小さいプランで足りる)/店頭で相談しながら進めたい
つまりahamoは「全員におすすめ」ではありません。家族の中でも、合う人と合わない人が分かれます。ワタシの家族がまさにそうです。
まとめ
- 5GBで足りていた人でも、乗り換えると残量を気にしなくなる
- 旧プランでネット接続に必要だったspモード利用料(月330円)がかからないのは料金表に出てこない差
- ドコモメールを残すならプラン変更と同時に申し込む(あとからは不可)
- 家族全員を同じプランに揃える必要はない。ahamoは家族割のカウント対象なので影響はない
- ショップでの機種変更や店頭サポートは受けられるようになったが1回3,300円の有料
- 海外ではローミングONでそのまま使える(30GBまで・15日超で速度制限)
以上、参考になれば嬉しいです。


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