結論から書きます。ワタシは2010年ごろから約16年間、自動車保険をほぼ毎年見直し、これまでに8社と契約してきました。同じ会社に出戻ったこともあります。
きっかけは、10年以上続けていた保険契約について「これがいちばん安いはずだ」という思い込みが外れたことでした。この記事では、16年続けてきた見直しのやり方と、その前に知っておきたい制度(等級の引き継ぎ、中断証明書)をまとめます。
なお、当サイトは保険会社でも代理店でも保険募集人でもありません。そのため個別の保険商品の内容や保険料については触れていません。実際の比較は、ご自身の条件で見積もりを取って確認してください。
きっかけは「思い込みが外れた」こと
最初に入っていたのは、国内大手損保の代理店型でした。勤務先の職域扱いで大幅な団体割引が効いていたので、10年以上そのまま契約を続けていました。当然これがいちばん安いと思っていたからです。
ところがある年、同じ補償条件でネットで見積もりを取ってみたら、その思い込みが外れていました。団体割引が効いているからといって、毎年それが最安とは限らない。以来、ワタシは毎年見積もりを取り直し、その時点で最も保険料の安い会社で契約するようになりました。
16年で8社。多いと思われるかもしれませんが、やっていることは毎年見積もりを比べて、その年の条件に合うものを選ぶ。ただそれだけです。
ネット型は事故対応が心配? 両方を経験した感想
ネット型をためらう最大の理由は、事故のときの対応だと思います。この点について、ワタシには代理店型とネット型の両方で、実際に事故対応を使った経験があります。
ワタシが経験した範囲では、対応に差を感じませんでした。示談の進み方も、連絡の取りやすさも、不満はありませんでした。もちろん事故の内容や担当者によって変わるものなので、すべてのケースに当てはまるわけではありません。
ただ、「ネット型は事故対応が不安」という漠然としたイメージだけで見直しをやめてしまうのは、もったいないと考えています。
大前提:等級は乗り換えても引き継がれる
見直しをためらう人が多い最大の誤解がここです。ノンフリート等級(無事故で1年ごとに上がっていく割引の段階)は、保険会社を変えても引き継がれます。乗り換えたからといって、振り出しに戻ることはありません。
さらに、A社からB社、C社と移ったあとで再びA社に戻ること(出戻り)もできます。ワタシも実際に、以前契約していた会社と再び契約したことがあります。
ただし申込時の割引の扱いは会社ごとの規定によります。条件は必ず各社の公式サイトで確認してください。
割引は「新規」と「継続」で扱いが違うことがある
インターネット申込の割引は、新規と継続で金額の扱いが違う会社があります。継続でも同じだけ割引が続く会社もあれば、継続時は大きく下がる会社もあります。
当サイトでは個別の保険料や割引額には触れることができませんので、金額は必ず各社の公式サイトでご確認ください。見直しの際に「継続だと割引がどうなるか」を確認しておくと、判断しやすくなります。その際各社のサイトでいちいち条件を入れていくのが面倒なので保険料の一括見積もりサイトを利用するのがオススメです。
毎年乗り換えるのが常に正解とは限らない
毎年見直しを勧めておいて何ですが、継続した方がよい年もあります。ワタシも一度だけ、運転者の条件が変わったタイミングで、継続を選んだことがあります。
つまり正解は「必ず保険会社を乗り換える」ではなく、「毎年比べて、その年の条件に合うものを選ぶ」です。ワタシの場合は、結果として乗り換えになる年が多かった、というだけのことです。
車を手放すときは「中断証明書」を忘れずに
意外と知られていないのが中断証明書です。車を手放して保険をやめるとき、これを発行しておけば等級を最長10年間そのまま保存できます。数年後に車を買い直したとき、振り出しからのやり直しにならずに済みます。
ポイントは2つあります。ひとつは、中断証明書は発行した会社とは別の会社でも使えること。A社で発行して、再開はB社でも全く問題ありません。
もうひとつが重要です。ネット型では、中断証明書の発行を自分から申請する必要があります。代理店型なら、担当者が気を利かせて「発行しておきますか」と案内してくれることもありますが、ネット型に担当者はいません。制度を知らないまま解約すると、積み上げてきた等級が消えます。
ワタシ自身、車を持たない時期がありました。手放すときに思い出してほしい制度です。発行の条件や必要書類は会社ごとに決まっているので、解約の手続きをする前に確認し、解約の際に申請してください。
16年続けているやり方:一括見積もりで比べる
自分にとっての最適解は、年齢、等級、車種、走行距離、運転者の範囲で変わります。だから毎年、自分の条件で見積もりを取り直すしかありません。
ワタシが使ってきたのはインズウェブと保険スクエアbang!です。一度の入力で複数社に見積もりを依頼できるので、毎年の見直しがこれで済みます。時期によっては見積もりの特典があり、ギフト券をいただいたこともありました(特典の有無や内容は時期によって変わります)。
入力の手間は10分ほどです。各社の見積もりはメールとハガキで届くので電話攻勢はないのでご安心ください。
まとめ
- 同じ補償条件なら、あとは自分の条件で比べて選べばよい
- 条件は毎年変わるので、毎年見積もりを取り直す
- 等級は乗り換えても引き継がれる。出戻りもできる
- 継続の方がよい年もある。「必ず乗り換える」ではなく「毎年比べる」
- ネット型の事故対応は、筆者が経験した範囲では代理店型と差を感じなかった
- 車を手放すときは中断証明書。ネット型は自分で申請が必要
- 保険料や割引の金額は各社の公式サイトで確認する
- 自動車保険一括見積もりサイト(インズウェブ、保険スクエアbang!)を活用する
以上、参考になれば嬉しいです。自動車保険も見直してカーライフの維持費をおトクにしていきましょう!


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