
毎月かかる電気代、契約を変えるだけで節約できるのをご存知ですか?2016年の電力自由化から10年が経ち、今や私たちは自分で電力会社を選べる時代になりました。それにもかかわらず、「なんとなく今の会社のまま」という方が多いのが現状です。
電力会社の乗り換えは、手続きがWebで完結し、工事も不要。しかも切り替え後は毎月自動的に節約効果が続きます。今回は、2026年の電気代の現状から主要電力会社の比較、乗り換えの手順まで、わかりやすく解説します。
2026年の電気代の現状
燃料費高騰による電気代高止まりの背景
2022年以降、ロシアによるウクライナ侵攻を契機とした世界的なエネルギー価格の高騰により、日本の電気代は大幅に上昇しました。液化天然ガス(LNG)や石炭など、火力発電の燃料となる資源の価格が高止まりしているため、電気代の上昇傾向は2026年現在も続いています。
政府補助金の終了後の現状
政府は2023年〜2025年にかけて「電気・ガス価格激変緩和対策事業」として補助金を実施し、一時的に電気代を引き下げていました。しかし、補助金が終了した後は電気代が元の水準に戻ったり、さらに上昇したりするケースも見られます。
このような状況だからこそ、電力会社の乗り換えによるコスト削減が一層重要になっています。
電力会社乗り換えのメリット・デメリット
メリット
- 月額料金の削減:使用量や地域によって異なりますが、月数百円〜数千円の節約になるケースも
- ポイント還元:楽天でんきなら楽天ポイント、ENEOSでんきならENEOSのポイントが貯まるサービスもある
- 手続きが簡単:Webで申し込み完結、工事不要。現在の電力会社への解約連絡も不要
- ガスとのセット割:電気とガスをまとめることでさらに割引になるプランもある
デメリット
- 地域によって選べる会社が限られる:一部の新電力は特定地域のみ対応
- 停電時の対応は大手と同じ:電線・設備は従来の大手電力会社が管理するため、品質は変わらない
- 新電力の倒産リスク:エネルギー価格高騰で経営難の新電力も。大手グループ系を選ぶと安心
おすすめ電力会社比較表(月300kWh使用の場合の目安)
| 電力会社 | 特徴 | ポイント還元 | ガスセット | 安定性 |
|---|---|---|---|---|
| 楽天でんき | 基本料金0円。楽天経済圏と親和性高い(沖縄県を除く全国対応) | 楽天ポイント200円で1pt | なし | ★★★ |
| Looopでんき | シンプルな従量料金制。基本料金0円 | なし | あり(Looopガス) | ★★★ |
| CDエナジーダイレクト | 東京ガスグループ。電気・ガスセット割が魅力 | なし(各種割引あり) | あり(東京ガス) | ★★★★ |
| ENEOSでんき | ENEOSグループの安心感。ロードサービス特典あり | ENEOSカード連携 | あり(ENEOSガス) | ★★★★ |
※料金は地域・プラン・使用量によって大きく異なります。必ず各社の公式シミュレーターでご自身の使用量に合わせた試算をしてください。
楽天でんきのポイントはおトク?
楽天でんきは「200円ごとに楽天ポイント1pt」という還元率です。月の電気代が8,000円の場合、毎月40pt・年間480ptの楽天ポイントが貯まります。楽天市場の買い物でのSPU対象にもなるため、楽天経済圏ユーザーには相性のいい電力会社です。なお、楽天でんきは沖縄県を除く全国で申し込み可能です。
ガスとのセット契約でさらにおトクに
電気とガスをまとめて契約する「セット割」は、毎月の固定費をさらに削減できる有力な手段です。特にCDエナジーダイレクトやENEOSでんきは、電気とガスのセット割引が設定されており、両方をまとめることで月数百円の割引になることも。
ただし、ガスの変更は電気より手続きが複雑な場合があります。ガスの種類(都市ガス・プロパンガス)や地域によって対応状況が異なりますので、事前に各社サイトで確認してください。
乗り換えの手順(5ステップで完了)
電力会社の乗り換えは、思っているより簡単です。以下の5ステップで完了します。
Step1:現在の電気料金明細で使用量を確認
まず、毎月の電気料金明細(または電力会社の会員サイト)で、月間の電気使用量(kWh)を確認します。過去3〜6か月分の平均を見ておくと、季節変動を考慮した正確な比較ができます。
Step2:各社の見積もりシミュレーターで比較
各電力会社の公式サイトには料金シミュレーターが用意されています。居住地域・使用量・現在の電力会社を入力するだけで、月額料金の概算が確認できます。複数社を比較して、最もおトクな会社を選びましょう。
Step3:申し込み(Webで10分程度)
比較検討が終わったら、選んだ電力会社のWebサイトから申し込みます。必要な情報は「供給地点特定番号(22桁の番号)」と「現在の電力会社名」です。供給地点特定番号は電気料金明細に記載されています。
Step4:現在の電力会社への解約連絡は不要
多くの方が「今の電力会社に解約の連絡をしなくていいの?」と思われますが、基本的に不要です。新しい電力会社が切り替え手続きを代行してくれるため、利用者側での連絡は必要ありません。
Step5:切り替え完了(1〜2か月後)
申し込みから1〜2か月後に切り替えが完了し、新しい電力会社からの請求が始まります。工事や電気の停止は一切なく、気づかないうちにスムーズに切り替わります。
まとめ
電力会社の乗り換えは、一度手続きをすれば毎月自動的に節約効果が続く、コスパ抜群の節約術です。
- 楽天経済圏ユーザー → 楽天でんき
- 電気・ガスまとめて節約したい → CDエナジーダイレクト・ENEOSでんき
- シンプルな料金設定が好き → Looopでんき
まずは各社のシミュレーターで現在の電気代と比較してみることをおすすめします。数分で確認でき、節約できるかどうかがすぐにわかります。
以上、参考になれば嬉しいです。これからもおトクになる記事を書いていきますのでよろしくお願いします。



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