2025年10月にふるさと納税サイトのポイント付与が禁止されて以来、「結局どのクレジットカードで寄付するのが一番おトクなのか」ということが注目されています。ふるさと納税ポータルサイト側のポイント付与は無くなりましたが、クレジットカード会社が独自に付与するポイントは今も健在です。この記事では、おトクらいふblogでもおなじみのdカード・三井住友カード・楽天カードの3枚を軸に、2026年時点で実際どう組み合わせるのが賢いのかを整理します。
📋 早見表:3枚の基本還元率
- dカード / GOLD / PLATINUM:通常1%還元(対応サイトはふるさとチョイス等)
※一般のdカードは2027年1月の利用分から0.5%(200円ごとに1ポイント)に改定予定 - 三井住友カード(NL/ゴールドNL等):通常1%還元。自社ポータル「Vふるさと納税」ではVポイントを寄付に直接充当できる唯一のサービスあり
- 楽天カード:通常1%還元。ただし楽天ふるさと納税ではSPU(スーパーポイントアッププログラム)の対象外
dカードで寄付する場合
dカード・dカード GOLD・dカード PLATINUMは、通常のカード利用と同様に1%のdポイント還元が受けられます。特別な優遇があるわけではありませんが、どのふるさと納税サイトでもクレカ払いを選べば還元自体は確実に受け取れます。dカード GOLD、PLATINUMユーザーであれば、日々のドコモ料金と合わせて獲得ポイントをdポイントに一本化したい方に向いています。
三井住友カードで寄付する場合|「Vふるさと納税」という選択肢
三井住友カードの基本還元率も通常利用と同じく1%です。ですがこのカード陣営には、他とは違う特徴があります。2025年7月、三井住友カード・エスシー・カードビジネス・トラストバンク(ふるさとチョイス運営元)の3社が共同で「Vふるさと納税」という専用ポータルサイトを立ち上げました。
この「Vふるさと納税」最大の特徴は、貯まったVポイントを寄付金の支払いに直接充当できる、数少ないふるさと納税サイトだという点です。「ポイントを現金化するようにふるさと納税に使う」という、他のカード・サイトの組み合わせにはない使い方ができます。
なお、2025年9月には「対象カード利用で最大7%Vポイント還元」という期間限定キャンペーンも実施されていました(プラチナプリファード7%・ゴールドNL6%・その他5%、上限5,000ポイント、Visa限定)。ただしこのキャンペーンは2025年10月の制度改正のタイミングで終了しており、それ以降は抽選で数百〜数千名にポイントが当たる、規模の小さいキャンペーンに置き換わっています。現在実施中のキャンペーン内容は、必ず公式サイトで確認してください。
なお、2026年9月には、Vふるさと納税で控除額シミュレーションなどの設定をするとVポイントがもらえるキャンペーンも実施されていました(9月30日で終了)。Vふるさと納税は、寄附をしなくても控除額のシミュレーションに使えます。控除の上限額はどのサイトで調べても同じなので、上限の確認はVふるさと納税、実際の寄附は返礼品の選択肢が多いサイト、という使い分けもできます。現在のキャンペーンは公式サイトで確認してください。
楽天カードで寄付する場合|SPU対象外に注意
楽天カードも基本還元率は1%です。以前は楽天ふるさと納税を使うとSPU(スーパーポイントアッププログラム)の対象になり、他の楽天市場での買い物と合算して還元率を底上げできましたが、2025年10月の制度改正以降、楽天ふるさと納税はSPU対象外になっています。「楽天経済圏だから」という理由だけで選ぶメリットは薄れてしまった点に注意してください。
結局どれが一番おトクか
| カード | 基本還元率 | 特記事項 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| dカード系 | 1% | 特別な優遇なし・安定 | ドコモ経済圏でdポイントを一本化したい人 |
| 三井住友カード | 1% | 「Vふるさと納税」でVポイントを寄付に直接充当可能 | Vポイントを貯めていて使い道を探している人 |
| 楽天カード | 1% | SPU対象外(2025年10月〜) | 楽天ポイントを他用途で使いたい人 |
基本還元率だけを見れば3枚ともほぼ横並びです。差がつくのは「貯めたポイントをどう使いたいか」という一点で、その意味ではVポイントを直接寄付に充当できる三井住友カード+Vふるさと納税の組み合わせが、他にはない独自性を持っていると言えます。
まとめ
- dカード・三井住友カード・楽天カードとも基本還元率は1%で横並び
- 三井住友カードには「Vふるさと納税」というVポイントを寄付に直接使える独自ポータルがある
- 楽天カードはSPU対象外(2025年10月〜)になった点に要注意
- 還元率の差は小さいので、普段貯めているポイント経済圏に合わせて選ぶのが合理的
2026年10月1日に施行された制度改正で何が変わったのかは、以下の記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
年末が近づいてきたら
ふるさと納税は12月31日が締め切りですが、決済のタイミングやワンストップ特例の書類提出には別の期限があります。ギリギリになってから慌てないよう、年内に間に合わせる手順をまとめておきました。



コメント