マイナンバーカードを作るともらえる2万円分のマイナポイント、23年2月末までが申請期限でしたが延長されましたね。どう考えてもおトクなマイナポイント施策ですが、ポイントでもらうより現金でもらったほうが嬉しくないですか?ポイントのもらい方はさまざまなブログやYoutubeに上がっているので、この記事ではマイナポイントを現金で2万円もらう方法を解説します。
マイナンバーカードの受け取りまで2ヶ月弱!
23年2月末までにマイナンバーカードを申請した方はすべり込みセーフですね。マイナンバーカードが発行された後、ポイントの申請や2万円分のチャージや利用は23年5月末までにすればOKです。23年3月現在、マイナカードの発行が大変混み合っており、お手元に自治体からの受け取り通知ハガキが来るのに時間がかかっているようです。私も22年12月14日にスマホから申請して、翌年1月5日に自治体に送付した記録がありました。ここまで年末年始を挟んで概ね2週間でしたが、ここから自治体からのハガキが1月23日に到着、受け取り予約が最短で2月8日と、申請から発行まで2ヶ月弱かかりました。いま申し込んだ方は駆け込み申請が大量に発生しているので、かなり待たされるのでは?と思います。
ポイントを現金で受け取る方法3選
利用額の25%還元の5,000円と健康保険証の利用申し込み&公金受け取り口座の指定でそれぞれ7,500円の計20,000円もらえる訳ですが、使い勝手の悪いポイントでもらうより、どこでも使えて、有効期限もなく、貯金してもいい現金でもらった方が嬉しいですし自由度も高いですよね。ここでは現金でもらう方法について解説していきます。
- au PAYルート ←ポイント付与&現金化が早い(2週間程度)のでオススメ
- JCBデビットルート ←やることはカンタン。現金化まで時間がかかるのがデメリット。
- d払い(チャージ)ルート ←結構早くていいかも。ただし場合によっては2万円にならない可能性も(逆に2万円を上回るかも)。
おすすめNo.1の「au PAY」ルートは「au PAYアプリ」と「auじぶん銀行口座」が必要です。どちらも利用していない方はアプリインストールや新規口座開設が必要です。それぞれauユーザーである必要はありません。
「JCBデビット」ルートはJCBデビットカードを持っていれば、2万円のデビットカードの利用と健康保険証の利用申し込み&公金受け取り口座を指定するだけで、後日デビットカードの支払い用銀行口座へ入金されます。一番カンタンなのですが、入金が8月とかなり先になってしまうのがデメリットです。JCBデビットカードなんて持ってないよという方、楽天銀行のキャッシュカードにJCBデビットつけませんでした?申し込み時にJCBデビットつけてた方はラッキーですね。

JCBデビットカードの入金スケジュール

最後は「d払い」ルートですが、こちらは現金化まではau PAYより早いかもしれません。d払いアプリのインストールと日興フロッギー(証券口座)が必要です。上手くすると2万円以上の入金になりますが、下手をすると2万円の元本割れをする可能性があります。
おすすめはau PAYで現金化
おすすめのau PAYとauじぶん銀行ルートを解説します。
- au PAYアプリをインストールし、初期設定を完了
- au PAYアプリからauじぶん銀行口座を開設(口座を持っている方はスキップ) <口座開設方法はこちらを参照> https://www.jibunbank.co.jp/account/
- au PAYアプリのマイナポイントボタンからマイナポイントを申請(マイナンバーカードが必要)。表示される手順に従い、ローソン銀行/セブン銀行ATMから現金で2万円チャージ、または銀行口座から2万円チャージすると25%分の5,000ポイントが即日〜翌日付与されます(チャージした2万円は後日マイナポイント分と合わせて口座へ払出可能。クレジットカードでチャージすると口座へ払出できないので注意)。健康保険証の利用申し込み&公金受け取り口座の指定をすると申込日の最短翌日以降に付与されます。
- auじぶん銀行口座開設後、auじぶん銀行の口座振替設定を実施し、au PAYとauじぶん銀行口座を連携。 <送金・払出・オートチャージの口座連携手順はこちらを参照> https://www.jibunbank.co.jp/service/aupay/charge/
- 登録した住所へau PAYプリペイドカードが届いたら、au PAYアプリの「ご利用開始はこちら」ボタンを選択してプリペイドカードを利用開始します。「送金/払出設定」ができるようになるので、au PAYアプリの「送る/受取る」をタップし、「送る」の「払出」ボタンをタップ、「口座に払出」ページに遷移するので、払出設定を「自動」、頻度は「毎日」、金額は「全額」に設定します。*払出設定は必ず手数料のかからない「自動」にしてください。
- 設定日の翌朝6時にauじぶん銀行口座にチャージした2万円と合わせてマイナポイントの2万円が入金されます。ATMからじぶん銀行のキャッシュカードで引き出しするか、三菱UFJ銀行口座へ振込(手数料無料)して受け取り完了です。
以上が「au PAY+auじぶん銀行」を利用した現金化の手順になります。口座開設や連携、プリペイドカードの利用登録にやや時間がかかりますが、既にじぶん銀行の口座を持っている方なら数日で完了すると思います。
私はau PAYもauじぶん銀行口座も使っていなかったのですが、今回検証を含めて上記の手順で実施したところ、ちゃんと2万円を銀行口座で受け取れました。チャージは現金ですることをお忘れなく。クレジットカードでチャージするとau PAYで2万円使う羽目になります。
d払いでも現金化は可能だけど価格変動リスクあり
「d払い」を利用した現金化は「日興フロッギー+docomo」という証券口座を利用して現金化します。「日興フロッギー+docomo」とは、dポイントを使った証券投資が可能なドコモと日興証券がコラボしたサービスです。株や投資信託、ETFを「キン株」という通常の単元株の購入とは異なり、金額ベースしかもdポイントで購入することができる仕組みを利用します。*マイナポイント付与までの手順はd払い(チャージ方式)に準じますのでここでは割愛します。
具体的には、マイナポイントをdポイントでもらってから、そのdポイントを使って「日興フロッギー」で株や投資信託などの金融商品を2万円分購入し、よきタイミングで売却し、最終的には口座連携している銀行口座から出金するという裏技です。dポイントの現金化で使われる手法ですが、この方法だと購入した株や投資信託の価格が動かなければ売却時の手数料として0.5%かかるため、その手数料分だけ損をすることに。またマイナポイントもらうためにチャージした際のdポイントの2万円分も合わせると4万円に対して手数料は200円になるため、チャージ元本とポイント付与分が合わせて39,800円になります。売却価格は上下に動く可能性が高いので、投資信託なら比較的値動きが少ない「国内債券型」の商品を選ぶとよいでしょう。もちろん株や投信の値上がりも期待できるため、相場の上昇局面では手数料分の200円を上回る利益が出る可能性も十分にあります(なおその利益には約20%の税金がかかります)。そのため株や投資についてある程度経験や知識のある方向けの方法かなと思います。元本が保証されている商品はありませんので、投資は自己責任という原則を理解した上でチャレンジするのもよいでしょう。「どうせもらったポイントだから自己資金ではないし、これを機に投資でもを始めてみるか!」という方にはうってつけかもしれませんね。ちなみに日興フロッギーの口座開設は最短即日ですので、多少目減りしても最速で現金化したい方にも向いているかもしれません。
<日興フロッギーはこちらから> https://froggy.smbcnikko.co.jp/16647/
どうせもらうなら利用用途が限られたポイントより、現金でもらって使いみちが自由な方がいいと思うので、いくつか現金化の方法をご紹介しました。以上、参考になれば嬉しいです。これからもおトクになる記事を書いていきますのでよろしくお願いします。
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